中野聡
ABOUT
一橋大学 学長(第18代)
中野 聡
中野先生は、一橋大学法学部卒業後、神戸大学に着任され、その後、一橋大学に戻り、2020年から一橋大学学長を務めておられます。
学生時代、最初は文芸部に所属し、途中からは、演出家を目指して外部の俳優養成所で勉強されていたそうです。完全な文科系であったとのお話でした。
学業の思い出としては、ヨーロッパ社会史の阿部謹也先生の講義が特に印象に残っているそうです。迫力のある授業で、どんな風に物事をおっしゃっていたか、その身振り、手振りがいつまでも記憶に残っているそうです。
一橋大学のMRIに関しては、従来の一橋の研究者が新しいアイデアを持ち寄ってMRIをどんどん使うことで、新しい研究が生まれ、5学部の交流が進むことを期待しているとお話しいただきました。

INTERVIEW
BRAIN
前頭は右が大きくて、後頭は左が大きい、左右非対称性が非常に強い脳です。左の通常、言語野があると言われるあたりが特に大きく見えます。
また、全体でみると、成人男性の平均が1500mlといわれているところ、中野先生は1623mlあり、大きな脳だと言えます。
下の図は、脳内の情報処理を担っている皮質の厚みを表しています。左右の側頭部が特に発達していることが見てとれます。
